リスクコンサルティング

株式会社日本リスク総研では企業のリスクマネジメント活動を支援するために、大きく分類すると以下の5つのコンサルティングサービスを提供しています。

リスクコンサルティングサービスの5つのテーマと内容

  1. 自社の現状把握
    リスクマネジメント活動の最初のステップは自社のリスク環境を正しく認識することです。
    (「リスク診断サービス」を用いることでリスクの全貌が明らかになります。)
  2. ルールの整備(リスク管理規程書等の作成)
    リスク管理体制を構築するにはルールを作成し、トップダウンで浸透させる必要があります。
    (リスク管理規程の作成支援サービスでリスク基準や実施手順を明確化出来ます。)
  3. リスクアセスメントサービス
    具体的なリスク対策を実践していくには適切なリスクアセスメントの実施が必要不可欠です。
    (リスクアセスメントを実施することによってリスク対策の優先順位が明確になります。)
  4. リスクマネジメント計画の作成
    経営計画にリスクの視点を織り込み、全社一丸となった取組みを行う事が必要です。
    (リスク管理計画書作成支援サービスで目標を設定し、全体スケジュールを確定させます)
  5. リスクマネジメントの実践
    実践には、リスク管理態勢と責任体制を構築し、役割分担と実務能力の習得が必要です。
    (リスク管理実務支援サービスで会議の運営やリスクマネジャーとしての役割を代行します。)

リスク診断サービス

リスク診断サービスは幅広いリスクの視点から総合的な評価を行うサービスです。
リスク診断サービスは日本リスクマネジャー&コンサルタント協会が認定するリスク診断士のみが提供できるサービスとなっており、リスクマネジメントの視点から全社的に評価を行うことで、問題点が明確になると共に、点数と各付けが付与されるため、改善の方向性や取り組みのモチベーションにも繋がります。リスク診断サービスは以下の項目から総合的に評価を行います。

  • 財務リスク評価:財務諸表(P/L、B/S)からソフトに数値を入力することによって資金調達力について診断します。
  • 経営環境評価:経営を取り巻く環境(ステークホルダや経営資源、景気や競争環境、事業承継等)やその変化が与える影響について評価します。
  • マネジメント評価:理念やビジョンに基づいて戦略が構築され、計画的に活動が行われているか?ガバナンス態勢が構築できているかを評価します。
  • リスク管理評価:リスク管理体制の構築やリスクマネジャーの有無、規程や教育の有無、保険の有効活用やBCPへの取組み状況を評価します。
  • 業務的リスク評価:突発的に現場で発生する地震や火災等のような事件や事故をリスクマトリクスにプロットすることで評価します。

※サービス料金:300,000円~(応相談)

  1. 現在のリスク環境が評点と格付で明確化される
    このサービスではリスク管理状況が100点満点の点数と5段階の格付で明確に表されるため、自社の状況が分かりやすく、改善へのモチベーションが持ちやすくなります。
  2. 経営の問題点、優先すべきリスクが明確になる
    総合評価のページ(下記中央)では問題項目が赤く反転し、業務リスク評価のページ(下記右側)で対策の優先順位が明確になるため、対策の方向性が具体的に見えてきます。
  3. 専門知識を持ったリスク診断士のみが提供
    このソフトはRMCAの20年を超える歴史から生まれたものであり、一定のRMCAの教育を受けてリスク診断士の称号をえた専門家した扱えないため、評価の信頼性が高いのが特徴です。
リスク診断サービス

リスク管理規程作成サービス

リスクマネジメントを全社的に実践していくためには、社内で共通のルールや仕組みを作ることが必要不可欠です。また、大会社には会社法において内部統制の一環として「リスクに関する規程その他の体制」を作ることが義務づけれられており、最初のステップである規程がないのは大きな問題となる可能性があります。また、中小零細企業においても役員等の管理義務・注意義務は存在するため、明確に内部統制に関わる業務を怠っていた場合は経営責任を問われる可能性があります。まずは、規程を作成し、社内に浸透させることによってリスクマネジメントの重要性について認識してもらうことが必要です。以下に作成する規程の項目等について簡単にご説明させて頂きますが、詳しい情報・説明が必要な場合はお気軽にお問合せ下さい。

  1. リスクマネジメント方針
  2. リスクマネジメントの手順について
  3. 社内態勢及びスケジュールについて
  4. リスク基準について
  5. リスクアセスメント及び対策の方向性について
  6. リスク管理シート(報告用書式)
  7. 用語の説明等の参考資料

※リスク管理規程書で使われる言葉の説明やQ&A、及び事例等については別途参考資料として添付するのが望ましい。

※サービス料金:100万円~(応相談)

リスク管理規程書作成サービス

リスクアセスメントサービス

リスクマネジメントを行う上で非常に重要なのは、適切なリスク基準を定めてリスクアセスメントを高いレベルで実施することであり、最終的にはリスクマトリクスを完成させてリスクの影響度と優先順位を把握することが重要です 。
このサービスは業種毎に特徴的なリスク を考慮して、企業のリスク管理担当者とリスクマトリクスを作成するものですが、具体的な料金設定はどこまでの業務を実施するかで大きく変わってきます。業種ごとに特徴的なリスクを洗い出し、簡易的にたたき台を作成し、それを修正することで完成させる簡易コンサルティングからリスク管理部門やリスクマネジメント委員会等での議論通して作成するパターンや現場からのアンケートやヒアリングを行うケースもあるからです。基本的には以下のプロセスに従って作成を行います。

  1. リスク基準の設定(財務的基準及び定性的基準)
  2. 経営環境・財務状況の把握
  3. 一般的な業種におけるリスクの洗い出し(有価証券報告書等の情報)
  4. リスクの修正(自社の実態に応じた形でリスク特定・分析を実施)
  5. リスクマップの作成と優先順位の決定

※サービス料金:50万円~(応相談)

リスクアセスメントサービス

リスク管理計画作成サービス

リスクマネジメント規程を作成しても、確定したルール通りに実践が行われなければ意味がありません。実際には規程やルールや書式を作ることよりも、現場で実践することの方がはるかに難しいのです。ここでは、作成した規程が現場で実践されるために必要となるリスク管理規程の周知徹底から具体的なリスク管理計画の作成するために必要となるリスクアセスメントやそれらの情報を集約する協議チームの運営、その結果をリスク管理計画に落とし込んで、リスクマネジメント委員会の承認を得て、計画を現場に落とし込むまでのフォローを行うサービスを提供致します。
実際には、会社の規模感やマネジメント体制によってスケジュールも書式も大きく変わってきますが、中小企業の場合はリスクマネジメント専用の計画を作成するのは難しいため、会社の経営計画の中に織り込む形で作成して、通常のマネジメントの仕組みの中でリスクマネジメントの視点を織り込んでいく事が必要になると思います。具体的には以下のようなステップでフォローを実施しますが、詳しい情報や説明が必要な場合はお気軽にお問合せ下さい。

  1. リスク管理規程の周知徹底
  2. リスクアセスメント等の支援
  3. 協議チームによる対策検討
  4. リスク管理計画の作成
  5. リスクマネジメント委員会での承認

※サービス料金:総額100万~(応相談)

リスク管理計画作成サービス

リスク管理体制構築サービス

リスクマネジメントに100%はあり得ません。未来を100%見通すことは難しいですし、経営環境や財務環境が変化し続ける限りリスク量もリスク対策も絶えず変化し続けるからです。そのため、リスクマネジメントの実務においては、PDCAサイクルを回すことで如何に機能の維持が図られるかという事が非常に重要になってきます。リスクマネジメントは業務ではなく機能であり、リスク環境がどんどん変化する中で柔軟に対応を変えていく事でリスク管理の機能を維持することが非常に重要なポイントとなります。ここでは、作成した計画の実践状況と効果について定期的に報告を受け、必要に応じて対策や計画の目標を修正し、PDCAサイクルを回していくための継続的なリスクマネジメント活動の支援内容について簡単にご説明させて頂きます。こちらも、会社の規模・特性やリスクマネジメント体制によって大きく変わってきますが、リスクマネジメントの専門部署を置くことが難しい中小企業に対して、継続的に外部リスクマネジャーとして現場の支援を行うと共に協議チームやリスクマネジメント委員会のファシリテーターや進行役として関わりを持つことになります。詳しい情報や説明が必要な場合はお気軽にお問合せ下さい。

  1. リスク管理計画の実践支援
  2. リスク管理状況の報告と対応
  3. 協議チームの運営支援
  4. リスク管理計画の修正
  5. リスクマネジメント委員会の運営支援

※サービス料金:20万/月~(応相談)

リスク管理体制構築サービス

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